論文対策に重点を置くべきであった | システム監査技術者の受検体験記
投稿者名 | takky1224 |
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受検日 | 2020/10/18 |
結果 | 不合格 |
得点(午前I) | 75% |
得点(午前II) | 75% |
得点(午後I) | 70% |
得点(午後II) | C |
勉強期間 | 100時間 |
実務経験 | 2年以上 |
何度目の受検ですか? | 2回目 |
使用教材
「よくわかるシステム監査の実務解説」という書籍で、システム監査に関する基本的な知識を整理、収集しました。体系的にシステム監査業務を見直すことができるため、効率よく知識を習得できました。論文対策として「システム監査技術者 合格論文の書き方・事例集」という書籍で学習しました。この書籍は過去の論文の解答例を、ポイントを押さえて記載しており、論文の書き方が全くわからない者にはお薦めできる参考書です。
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勉強方法
午前Ⅰ、午前Ⅱについては過去問題を何度も解きました。過去問題は過去10年分を解きました。午前問題は過去問題と同じ問題、類似の問題が出題されるため、過去問題による学習は必須と考えています。午後Ⅰも過去問題を解きました。午後Ⅰは午前問題の知識と実務経験があれば回答できるため、問題の形式に慣れるという目的で過去問題を解きました。午後Ⅱの論文対策は前述した参考書を元に学習し、基本的な論文の書き方を勉強しました。
試験の感想
午前問題は学習の成果が表れ、過去問題と同じ問題や類似問題が出題されたため、合格に達することができました。午前Ⅰは過去問題からの出題率が低かったように思えましたが、過去問題から得た知識を活かせたと考えています。午後Ⅰは業務経験の見せ所であり、実際の業務をイメージして回答することができました。午後Ⅱの論文は、論文の基本的な文章構成は事前学習を活かせたと思います。しかし論文の内容については学習不足であり、マイナスポイントになったと考えています。
受検者へのアドバイス
私は合格に至りませんでしたが、午前問題は過去問題を解いて知識を習得すると良いです。午前Ⅱと午後Ⅰ対策としては、システム監査を体系的に記述した参考書を一冊用意し、理解できるくらい読み込むと良いです。それによって特に午後Ⅰはシステム監査の実務経験が乏しくても回答できると考えられます。午後Ⅱは、まずは論文の形式を頭に入れておいてください。そのためには過去問題の論文解答例を参考にすると良いです。論文の内容については、事前に複数パターンの論文をイメージし、実際に文書を作成しておけばよかったと考えています。