1冊の参考書と過去問をたくさん解くのがシンプルな近道 | 基本情報技術者の受検体験記
投稿者名 | zaitack |
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受検日 | 2014/10/19 |
結果 | 合格 |
得点(午前) | 70% |
得点(午後) | 午後90% |
勉強期間 | 60時間 |
実務経験 | 有り(1年未満) |
何度目の受検ですか? | 1回目 |
使用教材
基本情報処理技術者合格教本(URLは令和3年版のもの)
https://amzn.to/36GCkK2
過去問道場:歴代の過去問が記載されているWebサイト。
スピーディに隙間時間で勉強できるのがおすすめ。
https://www.fe-siken.com/fekakomon.php
勉強方法
午前、午後ともにとにかく過去問を解き、わからないところが出たら参考書やWebで調べていく形式。ただ単に参考書を1から読み進めていくのはつまらないし、流し見で時間の無駄になりがち。実際に問題を解きながらの方が説明の理解もしやすいし、ポイントを絞って勉強できる。また、午前問題は3分の1ほどが過去3年くらいの問題から、ほぼそのまま出るため、どういう問題が出ているかの傾向を知っておくことはそのまま得点数に繋がる。午後問題はとにかくアルゴリズムの勉強が一番大事。必須科目、高配点だけでなく、他の設問との親和性も高い。プログラム言語問題もベースはアルゴリズムの考え方だったりするので、まずアルゴリズムの勉強から攻めていくと効率が良いし、自信がつきやすい。
試験の感想
午前は過去問を解くのが全てだと思った。必ずと言っていいほど、問題を見ただけで答えがわかるような内容がいくつも出てくるため。ちょっと考えてもわからない問題は勇気をもって飛ばすことが大事。全体の試験時間は限られているため、わからないものは潔く飛ばし、後続のわかる問題を確実に解いた方が効率的。いつまでもわからない問題に時間を取っていると、焦りにもつながりあんまりよくない。午後問題は、落ち着いて何度も確認をすることが大事。アルゴリズムやプログラム言語は、問題文や自分の書いた答えの処理を手書きでトレースしてみることが大事。ここの時間は多少とっても構わないと思う。満点をとるより各問7割以上の部分点をとれるように回答時間を配分していくと良い。午後問題も選択回答の設問はぱらっと問題を見てみて、少し難しそうだと思ったら、潔くほかの問題に取り組む判断は大事。後で落ち着いて考えると、意外に解けるということもあるので、あきらめずにやっていただきたい。
受検者へのアドバイス
たくさんの教材を見るより、これ!と決めた信頼ある参考書を読み深めていき、あとは過去問を手の届く範囲全て解いてみること!過去問を解くときは、時間を計って実施するのがよい。だらだらと長時間考えすぎるのも防げるし、集中力も上がる。苦手箇所や何度も間違うような知識だけまとめたようなメモを作って、通勤時間などの隙間時間で見返せるようにしておくと良い。直前で頭をスッキリさせるために受験勉強は試験前日の早い段階までで、やめてしまう。当日の勉強はあまり新しい情報は見過ぎないようにし、過去の自分の苦手箇所のメモを見返したり、午前の暗記項目くらいの確認にとどめておいて、極力余裕を持った行動をとるのが良い。